みなさま、こんにちは✨
相続&個人事業主専門の税理士 中澤君衣(なかざわきみえ)です。
話が長いのが苦手です
私は今年の春まで大学の非常勤講師をさせていただいておりました。
オンライン授業だったので、どうやって学生を飽きさせないか?ということを考えて講義内容を考えていました。
もちろん90分面白い話をして授業をやるっていうことも大切だと思ったのですが、学生は他の科目もオンラインで受講しています。
それを考えると、「全部オンライン講義を聞いてるのって大変だなー」と。
YouTubeですら1時間は苦痛なのに、講義でずっとオンラインって・・・。
というわけで私は、講師の話す時間を短くしました。
その代わり演習で学生の手を動かす時間を増やしたのです。
録画講義だったので再生速度を変えられますし、聞かなくてもいいところはすっ飛ばせるので学生の学習効率があがったとの声をいただきました(大学内のアンケート調べ)。
また、オンライン授業は手軽なのですが、課題も増えて学生の負担が大きいという話を聞きます。
それもあって話す時間を短めに+難しすぎない課題で学生に手を動かしてもらうというスタイルにしたのです。
話が短いと、ちょっと聞こうかなという気になりませんか?(笑)
印象にも残りやすいですし。
学生時代、入学式とか卒業式とかでやたら話が長い来賓の方々(すみません・・・)の挨拶を思い出してみてください。
話の内容、覚えていますか?
それよりもぱっと話を手短に終わらせる方の方が印象に残っていますよね。
長い話は割とストレスになるので気を付けなければと思っています。
人と話すことは好き
ここまで書くと、人と話すことが苦手なのでは?と思われるかもしれませんが、むしろ逆です。
私自身、人と話すことが好きです。
実際にうちの夫はあまり話さないので、家ではほぼ私しか話していません(笑)。
なので私が話さないと家の中はシーンとしてしまいます(元気がないとき、私は話しませんww)。
私が苦手なのは、一方的に、長時間話を聞くこと。
双方ありきのコミュニケーションのことではないのです。
お客様との会話で気をつけていること
弊所のお客様は税理士と関わったことがない方がほとんどです。
税理士に何を聞いたら良いのか、どんな話をするかなど、わからないことが多くて不安に思う方もいらっしゃいます。
そこで一方的にこちらが話してしまうと、面食らってしまいます。
なので、私たちは最初にお客様の不安をお伺いして寄り添いながらお仕事を進めるようにしています。
お客様の不安が取り除かれると、コミュニケーションがスムーズに進み、お仕事の完了も早くなります。
この記事を書いているときに、私たちの結婚式の話を思い出しました。
都内の式場を探していたのですが、当時担当してくださったプランナーさんがずーーっと自分の話をしていたんですね。
「私が担当した式でこんな演出がありました」、「こんなカップルがいました」など。
気がつけば5時間以上経っていました。
プランナーさんは熱い想いをお持ちの方で、良い参考になると思って色々お話をしてくださったのだと思いますが、
私たちの話はほとんどありませんでした。
ご本人は仕事をした気になっていたかもしれませんが、話がまとまらなかったので結局別の式場にお願いすることにしました。
熱い想いも大切ですが、お客様が何を求めているのかも考えていかなければビジネスとは言えないんだなと今になって感じています。