この時期は
贈与税申告のお問い合わせが
来ることがあります
不動産をお子様等に移すことは
手続き上は簡単にできてしまいます
乱雑にいえば
名義を変える登記を
入れればいいだけなので😅
ところが
税務はそうはいきません
不動産を移すにしても
実態はどうなのか？
どんな税金がかかるのか？を
検討する必要があります
今日はそんなお話です😊
撮影：井ノ上陽一さん(写真をクリックするとサイトに移動します)
🍀詳しいプロフィールはこちら
不動産を
贈与で渡すか
相続で渡すか
両者の共通点は
不動産の所有権(名義)が
他の方に移ることです
ところが
税金の観点から言うと
変わってきます
相続税は亡くなった日の財産を
基に計算します
つまり亡くなった日時点の
財産の金額が少なければ
それだけ相続税も少なくなります
そういうわけで
生前に財産を移してしまおう
という手法はよくあります
(贈与です)
実際に
相続税と贈与税の税率差を
利用して
贈与税を払ってでも
財産を移す、ということは
あります
ところが
お金と違って
不動産の場合は
贈与で移した場合と
相続で移した場合とで
税金計算で使う
評価額に差が生じる可能性が
あるのです！
代表的なのは
小規模宅地等の特例ですね
✏小規模宅地等の特例とは✏
一定の要件を満たすことで
故人様が住んでいた土地の評価額が
80％減額される制度です
この特例は
相続で移す場合は使えるのですが
贈与で移した場合には
使えません🚨
もし相続税対策として
ご自身のご自宅の土地を
ご家族のどなたかに
移したい…
というのであれば
相続まで待つというのも
一つの選択肢です
一方で贈与で
渡した方が良いケースもあります
例えば
将来値上がりしそうな土地を
前もって贈与するというようなケース
相続は亡くなった日時点の
不動産の価値を基に
評価額を計算しますが
贈与は「今この時点」で
計算します
少しでも早めに
贈与することで
値上がり分の税額が
抑えられる可能性があります
(実際に予測は難しいかもですが…)
別のパターンとしては
賃貸用不動産の建物部分だけを
贈与するというケースです
賃貸収入は相続財産を
作り出しますので
そういう物件を
贈与しておくことで
賃料収入をため込まない
という効果もあります✨
相続税と贈与税以外の税金にも影響がある
不動産の場合、
相続と贈与では
相続税・贈与税以外の税金の
取り扱いも違います
不動産を取得した方に
かかる税金です
ただし
相続や遺贈(※)で不動産を
取得した方は
かかりません
(※)包括遺贈や相続人への遺贈に限られます
不動産登記の際に
かかる税金です
こちらは
相続でも贈与でも
かかりますが
税率が違います
相続の方が税率は低めです
相続と贈与の
どちらがいいか？は
ケースによります
気になる方は
相続専門の税理士に
ご相談ください✨
【🍀夫婦税理士の日常🍀】
夫は朝型に切り替えられる
タイプなのですが
私は何年やってもできず…💦
朝が苦手なのは
何年経っても治らないんだなと
実は少し悩んでしました
ところが
息子(3)も朝が苦手で…
毎朝私と布団の中で
ゴロゴロしています
これは遺伝なんでしょうか😁
仲間が増えて
ちょっと嬉しい私です
✨相続手続きガイド公開中✨
身内が亡くなったけれども
手続きは何をやればよいの･･･？
調べる時間が無い、
調べてもよくわからない･･･
そういった方々に向けて
代表的な相続手続きから
相続に強い税理士の選び方まで
まとめています😊
よろしければご覧ください↓
🍀相続手続きガイド2024年版
中澤君衣税理士事務所って
どんな税理士事務所？
興味を持たれた方は
↓こちらをご覧ください↓
🍀「相続税専門」って何が違うのか？
🍀うちの事務所の無料相談は一味違います
🍀ただ相続税申告書を作るだけじゃないんです
「やっぱり”相続税専門”って違うんですね」
「自分ではとてもできることではないと分かり、
お願いしてよかったです！」など
お客様からは嬉しいお声を
頂戴しております
弊所に相続税申告のご依頼を
検討中の方は
無料でご相談いただけます😊
お問い合わせフォームか
公式LINEよりご連絡ください
🍀お問い合わせフォーム
(リンク先の「無料面談のお問い合わせはこちら」のボタンをクリックしてください）
🍀公式LINE