
過去に亡くなった方から贈与を
受けた場合
その贈与の金額を
相続税の計算に
取り込まなければならないことがあります
詳しくは
こちらのブログを
ご覧ください↓

ところが
贈与を受けたか、覚えていない…
贈与を受けたけど、いくらだったかな?
ということも結構多いのです
今日は
過去の贈与の調べ方を
ご紹介します!
🍀詳しいプロフィールはこちら
納税者ご自身の過去の贈与を調べる方法
最近は電子申告で
贈与税の申告書や届出を
出している方もいらっしゃいます
過去にe-Taxで送信した
贈与税の申告情報であれば
e-Taxのマイページ上で
履歴を見ることができますので
ご自宅で確認可能です😊
利用者識別番号とパスワードがあれば
ご家族の分も確認できます
(事前にご本人には
許可をもらってくださいね!)
閲覧申請とは
これは贈与税の申告書が
提出されている税務署まで
申告書を見に行く方法です
ご本人の申告書を見に行くのであれば
🍀身分証(免許証など)
🍀スマホやデジカメ
を持っていきましょう
申告書は写真撮影が可能です
(動画はNG)
具体的な方法は
こちらのブログで
ご紹介しています↓

申告書の閲覧申請については
こちら(国税庁HP)↓

昨日の所沢税務署
ちなみに
申告書の閲覧申請は
税理士などの代理人も
行うことができます
相続税申告に関与している
税理士がいる場合は
相談してみましょう
他の相続人の過去の贈与の調べ方
相続税の金額をきちんと計算しようとすると
ご自身だけでなく
他の相続人等の方が受けた生前贈与の金額も
情報として必要になります
ところが
例えば相続人同士で争いがあるため
相手方の生前贈与の金額を聞くことができない…
といったケースもあったりします
そういった場合には
税務署に対し
「贈与税の申告内容の開示請求手続」を
行うことができます
(相続税法49条の開示請求)
この手続きを行うことにより
相続税の申告書を作成するために
最低限必要な次の情報を
税務署から開示してもらうことができます
🍀開示対象者(贈与を受けたのは誰なのか?)
🍀開示対象者が過去に受けた贈与のうち
相続税の計算にプラスすべき贈与の金額の合計額
ただ、開示請求は
上記でご紹介した
閲覧請求よりも時間がかかる傾向にあります
(1~最長2カ月)
このため
この請求を行う場合には
余裕を持って早めに請求しておく必要があります
その他の確認方法
これまでご紹介した方法は
過去に贈与税の申告書が
税務署に出ていた場合のみです
申告不要の贈与や
そもそも申告すらしていない…
という場合には
使うことができません😥
他の確認方法としては
🍀相続人の方にヒアリング
🍀亡くなった方の過去の預金の流れを調べる
といった方法があります
実務で多いのは
親御様がお子様のご自宅の購入資金として
お金をあげるケースです
過去にどういう経緯で
お金をもらったのか?は
要チェックですね
ちなみにこの2つは
相続に強い税理士であれば
必ず確認します!
過去の贈与って
そんなに重要?
と思うかもしれませんが
そう思っていると
痛い目に遭います…😱
税務署もチェックしていますよ~
【🍀夫婦税理士の日常🍀】
先日夫のクレジットカードが
不正利用されたこともあり
普段使いのクレジットカードを
変えることにしました
今は色んな種類のカードが
あるんですね😅
YouTubeや知人に聞いて
これかな…というものを
見つけました
試しに使ってみようかと
思います😊
