先日開催させていただいた
相続税セミナーには
色んな税理士さんが
いらしてくださったのですが↓
兄弟姉妹が相続人になるときに
気をつけたほうがいいことは
ありますか?
というご質問をいただきました
私たちの経験上、
兄弟姉妹が相続人になるケースは
結構あります
一時的ですが
弊所で受任しているお仕事の
約50%が兄弟姉妹相続だったことも😊
ご結婚されていなかったり
配偶者と死別して
お子様がいないなど
様々なケースがあります
兄弟姉妹が相続人のケースは
もはや一般的では…
と感じるほど
増えている印象ですが
どういった特徴があるのか?
ご紹介します😊
🍀詳しいプロフィールはこちら
戸籍集めが大変
相続税申告や相続手続きでは
まず相続人を確定させる作業が
必要になります
そのために必要なのは
戸籍の収集です
一般的には
亡くなった方の
出生から死亡までの
戸籍を集めれば良いのですが
兄弟姉妹が相続人になる場合は
🍀亡くなった方
🍀亡くなった方の父母
の出生から死亡までの戸籍が
必要です
なぜ亡くなった方の父母の
戸籍までが必要か?
他に兄弟姉妹が
いるかもしれないからです
過去に異父異母兄弟姉妹が
戸籍を調べたら見つかった!
ってことがあります😥
その場合はその方とも
連絡を取ることになります
今は広域交付制度といって
最寄りの市区町村で
戸籍を取ることができるのですが
兄弟姉妹の相続は
この制度が使えないのです💦
時代的にも
使えるようになってほしいのですが
今は自力で取得するか
司法書士さんにお願いするという方法で
やっていただくことになります
兄弟姉妹がご高齢の場合だったり
遠方にお住まいという場合は
司法書士さんに依頼する方も多いです
相続人が多数になりがち
今は少子化と言われていますが
以前は兄弟姉妹が5人以上という
ご家族もありました
その関係で
兄弟姉妹が相続人になる場合は
相続人が多くなる傾向にあります
兄弟姉妹のうち
どなたかが
亡くなっていた場合は
その方の甥や姪が
相続人になります
すると関係者が
より増えるということも
その場合は
遺産分割といって
財産の分け方を話し合う際に
調整が大変になります
生前に遺言を書くというのも
一つの手段です
財産の把握が困難になることも
これもよくあるのですが
兄弟姉妹と普段連絡をとっておらず
亡くなった方が
どんな財産を持っていたか?が
分からないというケースですね
これはもうある程度
仕方ない感じがしますが💦
(私も親の財産どころか
妹の財産よくわからないですし)
兄弟姉妹の相続で
スムーズに進んだ事例としては
亡くなった方が
ご自身の財産をノートに
記していたときですね
過去のブログにも
書いています↓
このおかげで
別々に暮らすご兄弟が
助かった…と漏らしていらっしゃいました😊
割増しの税金がかかる
相続税のお話をすると
兄弟姉妹が相続した場合は
相続税が
2割増しになるという
制度があります😥
もうなくせばいいのに…
と個人的には思うのですが
(昨年政府にも意見を出しています)↓
次回以降のブログでは
兄弟姉妹相続で
気をつけることを
ご紹介します!
【🍀夫婦税理士の日常🍀】
保育園でも感染症が流行っており
できるだけ外出を控えています
日常が仕事一色になりがちなので
久々に「ココ行きたい」と
夫に提案したら
一蹴された私です…
これ↓