みなさま、こんにちは✨
相続&個人事業主専門の税理士 中澤君衣(なかざわきみえ)です。
今日は自分で経理をしている方向けのお話です。
クレカと現金で決済している場合には注意が必要
おそらく、ほとんどの方が当てはまると思います(私もそうです)。
freeeなどの会計ソフトにはカードや口座と自動連携し、仕訳を自動的に起こしてくれる機能があります。
ただし、現金は自動連携ができません。
そのため、まれに領収書を見ながら入力作業をしているとカードで支払ったにもかかわらず、手動でも入力していることがあります。
カードでの支払いは自動連携で仕訳が起きていますので、さらに手動で入力するとダブりが起きてしまうわけですね。
ダブりで計上していないかチェックする方法
会計ソフトの入力で注意してほしいのが「取引をダブりで計上していないか」ということです。
売上や経費の二重計上があるということは、正しく記帳されていないということ。
つまり、利益(所得)の金額、そして税額も誤ってしまうということにつながっていきます。
1か月分の入力をして終わった~!と思うかもしれませんが、是非とも最後にチェックしてみてくださいね。
①「取引」タブ⇒「取引の一覧・登録」をクリック
②画面の真ん中あたりにある「重複チェック」をクリック
③重複の可能性がある取引がピックアップされる
④内容を確認し、青いタブの「操作を表示」をクリック⇒削除するのか残すのか選択する
現金決済の時は領収書をもらった段階で処理する
私は、現金を使った時は領収書(レシート)をもらった時点で会計ソフトに入れるようにしています。
freeeやマネーフォワードはスマホで撮った写真をソフトに取り込み、仕訳を起こすことができますのでその場で処理が可能です。
とはいっても、一番の対策は現金処理をなくすことですが・・・。
そうもいかないよ!という方は参考にしてみてください。