これが相続税に
影響するなんて!
と驚かれます

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今から15年ほど前の
話ですが
とある金融機関が
初めてのペイオフを
実施したことを
ご存じでしょうか?
ペイオフとは
金融機関が経営破綻したときに
預金者1人あたり
元本1,000万円まで+利息を
保証してくれる制度です
(保証は一金融機関あたり)
私は当時学生でしたが
テレビで
金融機関の前に
行列ができている
映像が流れていたのを
思い出します

定期預金の金利が
6%以上(!)あった
バブル期に預金を持っていた人は
預けるだけで
お金がどんどん
増えていったそうですし😅
このペイオフ発動の事例は
衝撃だったのではないでしょうか
(銀行が潰れるなんて
考えられなかったでしょうし)

このペイオフの事例、
実は15年経った今になって
相続に影響を及ぼすことが
あるんです
というのは
あのニュースを見て
他の銀行口座を
開設したり
家族の口座に
お金を移すなどの
ペイオフ対策を始めた人が
います
実際に
弊所のお客様の中にも
いらっしゃいますが
みなさま
ペイオフに敏感で
1,000万円を
超えないように!と
意識されていますね
女性の方(奥様)は
特に😊

こういった対策が
どう影響するのか?
それは
名義預金を生み出すことに
つながります💦
名義預金とは
口座名義人と
お金を出した人が
別々の預金のこと
例えば
旦那様の口座に
1,000万円超の
お金が入っているからと
奥様の口座に
お金をいくらか移す
というもの
お互いに
あげた、もらったという
認識はないことが多いので
贈与にはなりません
(ペイオフ対策で
お金を移しただけなので。
もちろん個別に
検討はします)
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すると
奥様の口座に移したお金は
奥様のお金ではなく
旦那様のお金ということになります
相続の現場で
検討が必要になるのは
まさにココで
亡くなった方の財産と
相続人様の財産を
きちんと
分ける必要があるんですね

そうでないと
相続税にも影響が
出てしまいますし
税務署から指摘される
可能性があります💦
例えば
亡くなった方や
相続人様の中に
専業主婦(夫)で
預金を多くお持ちの方が
いらっしゃる場合は
このお金を
どうやって得たのか?
ヒアリングさせていただくことが
あります
ペイオフ対策で
お金を動かしたことがある方は
注意しましょう🚨
相続税申告の際は
事前に税理士に相談しておくと
安心です✨
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