今日のタイトルは
パワーワードになってますね(笑)
パワーワードについては
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ヤフーニュースで
気になる記事が↓
芸人さんが
15億円という多額の遺産を
相続したというお話です
いきなり15億円もの
遺産が入ってくるなんて
すごいですよね😅
個人的には
羨ましいというよりも
ここまで色々あったんだろうなあ~と
プロセスに興味があります😊
多額の遺産を
相続するケースは
私もお見かけしますが
ここまで
ニュースになる要因は
この芸人さんが
どうやって相続したか
というところでしょうね
通常は
ご家族の間で
遺産を相続します
ところが
この芸人さんの場合は
養母からの相続
つまり
血のつながりのない方から
相続したってことなんです
そんなことできるのか??
養子縁組という制度を
使えば可能です
実際に私のところに
養子縁組のご相談が
くることがあります
跡継ぎがいない…という
お悩みがあるときですね
養子縁組の手続きは
行政書士さんなどに
ご相談いただければと思いますが
税金のことは
やはり税理士です
実は養子縁組って
相続税対策になるのです
相続税って
財産全部にかかると
思われるかもしれませんが
それは違います
基礎控除額と呼ばれる
ボーダーラインが
設けられており
財産の金額が
ボーダーラインを
越えなければ
相続税はかかりません
このボーダーラインは
3,000万円+600万円×法定相続人の数
で決まります
もし相続人が2名なら
4,200万円ですね
財産の額が
4,200万円に収まるなら
相続税はゼロです😊
財産の額が4,200万円を
超えた場合は
超えた分について
税金がかかります
もし養子縁組をした場合
養子も相続人として
カウントされるので
ボーダーラインが
大きくなる
↓
結果として
相続税が少なくなる
ということなんです
(※養子の場合は
カウントできる人数に
制限されることがあります)
↑相続人の数が増えると
相続税は少なくなります
じゃあ養子縁組
どんどんやろう!
というのはNGです😥
もちろん注意点もあります
相続税のことで
言えば…
税務署にNG!と言われる
可能性があります
というのは
相続税を減らすために
養子縁組したんじゃないの?
と言われてしまうかもしれないのです
もちろん
すべてのケースではありませんよ😊
私は
養子縁組のご相談を
受けたときは
ストーリーが大事
とお伝えしています
なぜ養子縁組をしたいのか
理由をきちんと言えますか?
ということです
もともと
養子縁組という制度は
跡継ぎの課題を
解決するための
法的な手段です
なので養子縁組=節税目的
というのは
全く趣旨が違います
ヤフーニュースを
見る限り
この芸人さんは
跡継ぎの関係で
養子になったと
見受けられますね😊
養子縁組の結果として
相続税が
抑えられたというだけで
節税はあくまでもオマケ
として考えるとよいでしょう