今日は
相続専門税理士が考える
遺産分割のあり方や実態を
お伝えします！
撮影：井ノ上陽一さん(写真をクリックするとサイトに移動します)
🍀詳しいプロフィールはこちら
遺産分割は影響が大きい
遺産分割(遺産分け)は
思った以上に
大きな影響があります
相続税は
誰が何の財産を
取得するかで
税額が大きく変わる可能性がある
税金です
相続税を
できるだけ少なくしたい！
という方にとっては
どんな風に遺産を分けるのか？は
とても重要なんです🚨
相続税がかからない場合でも
遺産分けはしっかり考える
必要があります
例えば
ご高齢の方が
不動産を相続した場合
認知症リスクが高まり
不動産の管理・処分が
難しくなるということが
考えられます
こちらのブログで
わが家の実体験を
書いていますので
ご参考ください↓
遺産分割は
一度決めたら変えることが
難しいので
慎重に行う必要があります
節税は二の次
相続専門の税理士に
依頼するのであれば
節税は絶対！と
考える方もいらっしゃいます
確かに
私たちも使える特例を
検討し
可能な限り
相続税を抑えるように
しますが
このお仕事を
ずっとやっていると
節税って
必ずしもベストではないよね！
ということを感じます
では何が大事か？
最後は
なんだかんだいって
相続人さまの
お気持ちです！
節税にはなるけど
この財産はほしいな…とか
色々あると思うんですね
相続人間の関係性も
ありますが
ガマンしてしまうと
後々ず～っと
引きずってしまうこともあります
これまでご相談に
いらした方に
父の相続の時に
ガマンしたのに
なぜ母の相続の時も
ガマンしないといけないの？
と仰る方も
いらっしゃいました
ところが…
ご本人はガマンしていても
他の相続人からは
そう見えていない、
分からない
ってこともあります
なので
私の気持ち、察してよ！
…ではなく
きちんとご自身の気持ちを
伝えることが一番だなと
感じています
(ケースによって
それが難しいことも
知っていますが)
折り合いが大事
私たちは
節税だけではなく
ご家族の将来を見据えて
遺産分けの提案を
行います
これは
相続専門だからこそ
できることなのですが
とはいえ
私たちも万能ではありません
例えば
相続財産が
1億円の不動産と
200万円の現金のみ
という場合
この財産は欲しいけど
税金は払いたくない…
手持ちのお金で
納税ができません…
(とはいえ
不動産は売りたくない)
といったご要望などを
頂戴することがあります
節税を優先すると
特定の誰かに
財産が偏ってしまう…
のようなことも
よくあります
納税資金についても
納税するお金が
お手元になければ
相続財産から出すか
ご自身の財産や
相続財産を
換金して納税という
ご提案をすることもあります
これは私たちでなくとも
他の税理士にも
言えることですが
お客様の状況や
財産の内容によって
できることは限られます
なので
折り合いをつける
ということが
相続手続きを
スムーズに終わらせる
コツといえるかもしれません
(もちろん
ご自分の気持ちは
仰ってくださいね！)
税理士に依頼すれば
全部思い通りになる！
と思っていると
あれ？と思うことが
あるかもしれません
あまりこういう話を
発信している税理士は
多くないと思いますが
リアルなお話を
発信しないと意味がないので
あえてお伝えしています😊
いかがでしたか？
お客様のお気持ちや
状況をくみ取りながら
相続のご提案ができるのは
相続専門だからこそ！
遺産分けは
相続税だけではなく
将来にも影響しますので
決める前に
税理士に相談することを
おススメします✨
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