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生命保険は
相続税対策としても
有名な方法ですが
注意点があります
🍀詳しいプロフィールはこちら
生命保険が相続税対策に
使われる理由の一つは
相続税が非課税になるということ
(要件を満たせば)
これを売りに商品を
勧める保険会社さんも
いるでしょう
ところが
思わぬことが
起きることも…💦
非課税になるとは限らない
相続税対策で使われる理由は
相続税の非課税枠があることです
要件を満たせば
500万円✕法定相続人の数の分だけ
相続税がかかりません
ただし
非課税になるには
要件を満たしている必要があります
【非課税になる要件をざっくりと
】
生前に故人様が保険料を支払っていた保険
故人様の死亡によりはじめて支払われる保険金
受取人は相続人
気をつけなければならないのは
契約内容です
保険会社の営業さんが
税務のことをご存知とは限りません
私たちも何度か経験していますが
税務申告の段階になって
実は相続税の非課税が使えない⋯
なんてことがあります😭
被保険者の方が
亡くなってからでは
対処できませんので
ご存命中に契約内容(非課税対象になるのか?)を
確認しておきましょう
保険金受取人に注意
生命保険金の非課税の要件に
相続人が受け取ることと書きました
逆に言えば
相続人以外の方が
受取人になっている場合は
相続税が非課税にはなりません
それどころか
相続税の負担が増えることも😱
時々見かけるのは
受取人が相続人でない
お孫様や甥姪になっているケースです
この場合は
相続税の非課税は使えず
お孫様や甥姪の方が
相続税を納めなければならない
という可能性があります
さらに
一親等以外の親族になるので
相続税が2割増しになってしまうのです
ただ
亡くなった方にお子様がおらず
甥姪の方にお金をあげたい
という方もいらっしゃいます
ご自身の死後のお世話をしてくれるから
そのお礼の意味合いで…
ということもあります
そういう場合は
保険金ではなく
年間110万円までの
暦年課税贈与をする
というのも一つの選択です
この場合は
生前贈与加算といって
亡くなった方の相続財産として
取り込む必要もありません
(お金をもらった方が
相続人ではないからです)
ベストなお金の渡し方は
その方の状況によって変わってきます
気になる方は
税理士に相談しましょう
【🍀夫婦税理士の日常🍀】
私たちがお引き受けしている
確定申告の終わりが見えてきました
来週からは報告ラッシュになりそうですね
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